下流

「下流」とは、「下層」ではない。
食うや食わずの困窮生活者が下層。
下流は、基本的には「中の下」。
食うや食わずとは無縁。
中流に比べて何かが足りない状態。
その何かは「意欲」だという。
中流であることに対する意欲のない人。
そして中流から降りる人、あるいは落ちる人、それが下流という。
これは三浦展著「下流社会(光文社新書)」から部分抜粋をしたものである。